ロイヤルノート|ろくでもない知識をきみに。

ろくでもない知識をとにかくかき集めて、どこかの誰かのためにウェブの海へ放り投げているブログ

ブログ運営初期の迷いをバッサリ断ち切ってくれる本

 

今回は読書感想文です。
その前に、最初の段落は自分を短~く振り返る簡単な導入です。

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悩みまくりの開始2か月間

11月中旬に雑記ブログをふと始めたものの、2016年はさぐりさぐりの運用でした。
どういったことを発信していきたいのか。自分に問いかけてみると「せっかく書く場所ができたのだからなんでも書きたい」というとても欲張りな気持ちがありました。
そこで最初はダイエット日記を毎日更新しつつ、そのほか書きたいと思うことは全部、練習も兼ねて書いては記事にしていました。

リアル文庫なみの段落でまとめる真面目な内容のタイプ。
ネット文章らしく段落を乱用して、読みやすさを最優先するタイプ。(それがかえって見づらいというご意見を他ブログで拝見したこともあります)
ふざけた文体で書くネタタイプ。
文体の種類も、触れるジャンルも制限なく扱ってみることにしたのです。
そうしたらどうなったか。

自分が何をしたいのかわからなくなったのでした。

人気ブログの作り方

そんな時に出逢ったのがこちらの「人気ブログの作り方」です。

わかったブログを運営されているかん吉さんが執筆したものです。
わかったブログの1カテゴリの内容を一冊の本にまとめたものでした。
良質な記事を書いた結果が本として売り物にまでなるという実例のひとつです。

量は質を凌駕する

こういう表現があり、こちらが僕の考えを変えてくれました。
それまでの勉強や検証で、ブログ育成には「質の高い記事をゆっくりでもいいから作っていく=つまり質を最優先」というのが一番の正攻法なんじゃないかという結論に達しかけていました。
質が高いというのは6,000~10,000字以上ある、起承転結もしっかり練られた、読む人にとって非常に価値の高い記事ということです。
事実、そういった育成の仕方で効率的にPVを向上させているかたもいました。

でもそれを僕が実践するにはまだ時期尚早だったのです。なぜなら僕にはまだ経験値が圧倒的に足りないから。しっかりと読み手の心理導線を考えながら起承転結で書き上げる能力をまだ体得していません。

どのかたも仰っていることですが、ライティングはとにかく数多く書くことが大切です。書いてみなければわからない。自分は何が得意で何が苦手なのか。自分の文章のどこが良くてどこが悪いのか。それを身につける前に無理して良記事を書こうと意気込むと、効率が悪いのです。余計に時間がかかってしまうし、ヘタすると書く手が止まってしまいます。長くて質のいい記事を目指すよりは、短くてもいいから読者の役に立つ記事を自分のできる範囲で書き上げる。その積み重ねで徐々にライティング力が磨かれる、と考え直すことができたのです。

更新頻度の高さは安心感を与える

毎日は難しいとしても、頻度の高い更新は読者に好まれます。記事の投稿が種植えだとしたら、1週間に1回種を植えるのと7回植えるのでは、7倍も人の目に触れる可能性が違うわけです。更新頻度が安定しているブログは読者に安心感を与えます。「また更新してるかな?」と定期的に見に来てくれるファンが生まれるのです。

がむしゃらなだけの記事量産はさすがにNGです。ひとつひとつが少なくともちゃんと、どこかの誰かの役に立つものであること。その小さいけれども価値のある記事が100くらい貯まってくれば、徐々にSEOも効いてきて、それまで陽の目を見なかった良記事がもっと多くのかたに読まれる機会に恵まれてくる。そう背中を押されて、勇気をもらい、僕は今後の方向性を整理できたのでした。

なお、かん吉さんはこういった旨も書かれていました。

「量が質に転化する。質だけを追求するのは、もっとリピーターさんが増えてからでもよいかなと。まずは量をこなして、なるべく多くの人の目に触れるように努力するべき。」

僕はどうやら、初期の努力の方向を誤ってとらえかけていたようです。

タイトルは後からでも変えられる

この言葉には本当に勇気をもらいました。不確かながら僕もそんな気がしていたところで、「誰かにもそう言ってもらいたい」と思っていたことをダイレクトに言ってもらえたのです。
僕はずっと「SEOを意識したタイトルづくり」をしてきましたが、それは必ずしもポスト時のタイトルとしては最適ではないのが悩みでした。つまりSNS映えです。
かん吉さんも仰っていますが、記事のポスト時にまず大切になってくるのは「SNSを意識したタイトル」です。

記事内容の長短はともかく、とにかく誰かの役に立てそうな記事が書けたなら、それを今度はなるべく人が読みたくなる、そして人にも教えたくなるタイトルで世に出すのがSNSに最適化した方法。まずはその方向でタイトルを作る。最初の投稿が終わってある程度落ち着いてから、今度はSEO向けのタイトルに切り替えればいいだけの話なのでした。つまり投稿時はSEOで鉄則の「キーワード」を無理してタイトルに入れる必要がないということです。これでやっとスッキリしました。

テーマを絞り、定期的に更新する

とにかくリピーターを増やすことが重要というご意見でした。
そしてそのためにテーマはある程度絞られていなければならない。当時の僕のように「なんでも書きたい」だと「結局なにが書かれているブログなんだろう?」となってしまってリピーターになりづらいということになります。
さらに定期的な更新で、小規模ながらも面白い記事・役に立つ記事を安定してお届けする努力が大切になってきます。

有名ブロガーさんの「ブログは自分のために書くものだ」はそのまま受け取ってしまうのは危険。本当に人気のあるブログは、好き勝手書いているように見えて実はサービス精神旺盛な記事がちゃんと書いているとのことです。

ソーシャルに寄生して息を吹き返したブログ

こちらの見出し付近の内容で思わず納得したのが、ツイッターやフェイスブックなど各種ソーシャルメディアはコンテンツ伝播は得意だが、コンテンツにはなり得ないということ。

たしかにツイッターの140文字は限定的だし、フェイスブックの投稿にも表現に限界があります。ソーシャルメディアはリツイートやシェアなどで拡散すること、バズを生むことのほうが向いている。そしてそのバズの対象となる素材(コンテンツ)に最適なのがブログ。ソーシャルメディアの各種拡散機能により、ブログが再び存在価値を確かなものにし始めたということのようです。

くじけそうな時に読み返したい

まだ半分しか読んでいないので、後半はまたレビューを書くかと思います。
読書感想文1回目から良書に出逢えて幸運でした。もしもまたブログ運営をする中で迷うことがあれば、その時はぜひ読み返したいと思います。

この記事を書いている現在、この本は「本 > SNS・ブログ」部門でランキング20位。こうしたブログのノウハウ本が売れるということは、日本においてブログを書こうと思う人が増えてきているという証ですね。
ブロガー初期にあたるかたにはオススメです。
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