ロイヤルノート|ろくでもない知識をきみに。

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職業別時給ランキングがじんわり胸にしみる

 

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雑誌プレジデントを読んでいたら面白い情報があったのでご紹介です。

職業別時給ランキング

これは厚労省「賃金構造基本統計」のデータから、教育社会学者・舞田敏彦さんが独自に作成したものを、さらにプレジデント編集部が必要なところだけ抽出したもの。
とにかく厚労省派生のデータ統計で、129の職種で比較されている。

ベスト5の職業

1.航空機操縦士:¥10,339
2.大学教授:¥5,736
3.医師:¥5,527
4.弁護士:¥4,850
5.大学准教授:¥4,850

航空機操縦士、つまりパイロット。
やはり世の中で「彼って絶対お金持ちよね…」とウワサされる職業がそのまんま時給が高いという実態がある。
また、大学生なら一度は感じるであろう「大学教授ってなんかヒマそうだな……」はある意味で正解なのかもしれない。
医師は忙しそうだが、その分給料もべらぼうに高い。
弁護士は忙しさと給料のバランスが、医師と大学教授の中間くらいといったイメージだ。

ワースト5の職業

129.ミシン縫製工:¥890
128.洋裁工:¥932
127.調理師見習:¥1,066
126.洗濯工:¥1,082
125.ビル清掃員:¥1,118

ワーストのふたつは「何かを縫う人」。
そして料理つくる人(修行中の人)、洗濯する、ビル清掃をするなど、直接・間接問わず幅広くお世話になっていそうな仕事が低い。

参考:その他上位と下位それぞれ10ずつ

さらに参考として、上位と下位それぞれさらに10ずつ見ていく。

ベスト6~15位

6.大学講師:¥3,733
7.記者:¥3,726
8.高等学校教員:¥3,568
9.歯科医師:¥3,558
10.不動産鑑定士:¥3,517
11.電車運転士:¥3,437
12.公認会計士、税理士:¥3,335
13.電車車掌:¥3,221
14.自然科学系研究者:¥3,029
15.一級建築士:¥3,001

ワースト6~15位

124.スーパー店チェッカー:¥1,174
123.理容師・美容師:¥1,184 
122.給仕従事者:¥1,239
121.警備員:¥1,258
120.タクシー運転士:¥1,307
119.パン・洋生菓子製造工:¥1,335
118.記載なし
117.軽電機器検査工:¥1,386
116.ホームヘルパー:¥1,413
115.用務員:¥1,414

明暗の差は専門性か

上位は男の子が「将来なりたい!」と思う理想の職業が割と多い印象だ。
パイロット・電車の運転士・お医者さん・先生(一部)…。

上位で意外だったのは記者。
大学講師や高校教師など、いわゆる「先生」なんかも「忙しいわりに安いよ」というイメージはあったが、それは特に民間の一般職である「塾講師」「予備校講師」のほうに見られる傾向のようだ。
なお私の友達も、塾講師で地獄を見ている。

おもしろいことに上位はだいたい、専門性が高く、資格が必要となるものが多い

いっぽう、下位のほうは警備員や用務員さんなど簡単な事務、パンつくったり給仕したりスーパーでチェッカーしたり…これらは「アルバイト」としてもよく募集がかかる職務内容。裏を返せば、特別な技術をあまり必要としない、誰でもできるものが下位には多いと分析できる。

上位の職種は、なるまでがとてつもなく大変なのは間違いない。
しかしその辛い道のりの先に、とても費用対効果のいい高時給でハッピーな日々が訪れているのが現実だ。

大学教授と美容師を比べてみる

酷なケースだが上記2つをモデリングして比べてみる。

《A君》一心不乱に勉強して大学院も卒業。大学教授になる。
仮に1日5時間・週4日勤務したら…
 ¥5,736×5時間×月16日=月収¥458,880(勤務時間は80時間)

《B君》モテたくて一生懸命下積み時代を乗り越え憧れの美容師に♪
1日8時間・週6日勤務したら…
 ¥1,184×8時間×月24日=月収¥227,328(勤務時間は192時間)
※美容師の友達がいうには1日8時間であがれないことなんてザラらしいです

この仮計算だと、かたや80時間労働で40万以上。かたや200時間近い労働でその半分の20万ちょっととなる。

学生時代は遊びたいざかり。楽しいことに時間を費やしたりラクなものに逃げたくなりがちではあるが、一時期がんばった暁に(資格が取れる・能力が基準を満たすなどハードルはあるが)効率よく働いて稼げる未来があると考えれば、勉強に情熱を注ぐ意味を見出せる。