ロイヤルノート|ろくでもない知識をきみに。

ろくでもない知識をとにかくかき集めて、どこかの誰かのためにウェブの海へ放り投げているブログ

いじめられたほうが負け、自己防衛をしようとして撃たれる。理不尽すぎるだろう

 

f:id:vintraw:20161216095713j:plain

先日アメリカのネバダ州で起きた事件。
とある学校で、学校の人気者の少年(14)がナイフを持って暴れているというものだ。

たしかにそれが真実であれば、問題だ。
人気者らしい彼がいったいなぜ?

---- 目次 ----

  スポンサードリンク  

少年の生い立ちと性格 

2歳上の兄と少年は2人兄弟。
しかし両親は少年が若いうちに離婚
それ以降、2歳上の兄と少年はおじいちゃんおばあちゃんの家に預けられた。

不幸な境遇もあって、気持ちや悩みを内側に秘める傾向にあったのか、のちに兄はこう語っている

「なるべく人に頼らず、自分で解決しようとする」

しかし不幸な境遇に負けていられないと、学校などでは一生懸命ふるまったのか「人気者」になる。

なんとか自分の人生を変えようと努力し、人気者になることができたのだ。

少年はいじめられていた

人気者というものは、どうしたってアンチが生まれる。

学校の人気者である少年にも、彼を気に入らない者たちが現れた。
それが2年上の先輩たちだった。

最初は悪口を言われる程度だったが、徐々にイジメがエスカレート。
昼ごはんの時には食堂に待ち伏せ。
毎日、集団で暴行されていたというのだ。

さらにそれが数日経過したのち、学校内にこんな噂が広まった。

多くの上級生で、少年を集団で暴行する

これに身の危険を感じた少年は、護身のためにナイフを所持するようになる。

繰り返すが、これはいじめられた末に、身の危険を感じてやむを得ず手にもった護身用のナイフである。

事件当日

そしていよいよ事件が起きてしまう。

当日も少年は上級生たちに暴行を受けていた。
たまりかねた少年がナイフを取り出して応戦。
実際に上級生誰かを傷つけたというニュースはぼくは見つけていない。

陽の当たる広い校庭のようなところで、驚く生徒たちに囲まれた中で威嚇をしている少年の姿しか、見られない。

Daily Mail Online  

なお少年は鼻血を出している。これもイジメによる暴行の跡だろう。

時間を置いて警察が到着。
事件の詳細や、そもそもの少年の事情を知らない警察がどういった説得を少年に行ったかは不明。

結果として、警察の説得に応じない少年は取り押さえられるでもなく、ショックガンで一時的に動きを止められるでもなく、警察に銃撃された。 

動きの自由を奪われた少年、これにより事件はいったん収拾がついたのだが、その後少年は病院で治療を受けるも片方の肺を失うことになった。  

校長にだけいじめを相談していた

周りに相談できたら良かったが、彼の生い立ちの流れや状況がそれを許さなかった。

少年は、人気者の自分がいじめで人に頼るのが恥ずかしかったそう。

SOSがまったく出せなかったわけではないようだ。
校長にだけはあらかじめいじめの相談をかけていた。
そこで解決されていれば、そもそもこんなことにはならなかったのでは?

少年がナイフを振り回して警察も来てしまったときに、校長が警察に事情をちょっとでも伝えられたら、少年との交渉方法・少年への対応方法も変わったんじゃないのか?

悪が裁かれないで、被害者がさらなる被害を受ける矛盾

日本でも今、被災地から避難してきた人々を理由もなく蔑み、その弱み(弱みとは思えないが)につけこむような形をとる狂人がわりといるようだ。

そして報道を見る限りでは、イジメている悪はなんら制裁を受けず、ただでさえ震災という甚大な被害を被った被害者には、さらなる不幸がのしかかったというのが縮図だろう。

自分がどれだけ立派だと思っているのかは知らないが、イジメをする人間は少なくとも、あまり人の痛みが解らないのだろうと考えざるを得ない。