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ブログで読みやすい文章を書く8つの手法

 

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今回は記事の本文を読みやすい文章に仕上げる、ちょっとしたコツをまとめていきます。

ぼく、ブログを書くの初めてなんだ……

書いてるんだけど、なんだか文章を書くのって苦手だなぁ~

そういったブログ初心者・ビギナーのかたへ向けてまとめた記事となりますので、内容もとても簡単で、基礎的なものになっております。
執筆をしてみようという時にふと気にかけてもらえれば、多少は筆の進みがスムーズになるのではないかと思います。

全部で8項目、合言葉は「予感だ、カカオブーム」です。
決して私がチョコレート好きだからじゃないですよ!

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《ヨ》予告をする

伝えることがいくつあるのかを予告する手法です。
これからつらつらと内容を説明していく前に、いくつトピックがあるのかや、どこに重点を置いて聞けば良いのかなどを予め伝えておくことで、読み手がスムーズに理解を進めることができるようになります。

例文
アロマテラピーでエッセンシャルオイル(精油)が人体に取り込まれる経路としては、鼻の中にある嗅上皮と呼ばれる鼻粘膜からの吸収、肺から血液循環する呼吸器からの吸収、皮膚(経皮)からの吸収、そして内服した時などの消化器からの吸収というルートがあります。 

きちんと説明をしていますが、読み終わった後に何と何があったか把握しづらいですね。
中身をちょっと整理してみましょう。

例文を整理
アロマテラピーでエッセンシャルオイル(精油)が人体に取り込まれる経路としては、鼻の中にある嗅上皮と呼ばれる鼻粘膜からの吸収  ポイント1 肺から血液循環する呼吸器からの吸収  ポイント2 皮膚(経皮)からの吸収  ポイント3 、そして内服した時などの消化器からの吸収  ポイント4 というルートがあります。 

このように、例文では4つのポイントがありました。
書いて伝えたいものはこの4つです。
そこで書き始める時に予め、いくつのポイントがあるのかを予告してから解説してみましょう。

改善例
アロマテラピーでエッセンシャルオイル(精油)が人体に取り込まれる経路は以下の4つです。
1.鼻の中にある嗅上皮と呼ばれる鼻粘膜からの吸収
2.肺から血液循環する呼吸器からの吸収
3.皮膚(経皮)からの吸収
4.内服した時などの消化器からの吸収

いかがでしょうか。
予告なくいきなり具体的な内容を羅列されるより、前もって予告されていたほうが「あぁこれから4つ挙げられるんだな」と心構えができますよね。
ちなみに上記例では、この後紹介するほかの手法『箇条書きにする』も併用されています。 

《カン》漢字を使い過ぎない

私たちブロガーは当然パソコン(あるいはスマホ)で文字を打ちます。
デジタルで文字を打つと自動的にひらがなが漢字に変換されるので、ついついその変換のままに書き込んでしまったり、見直すとしてもせいぜい誤字・誤変換のあたりになってしまうかと思います。
しかし以下の例文を見てください。

例文
ご購入頂き有難うございます。本商品の特徴は関東一、寧ろ日本一と言っても過言ではないヒアルロン酸の含有量に有ります。勿論、美肌に欠かせないビタミンCも豊富に配合致しました。今後とも ご贔屓に、何卒宜しくお願い致します。

内容自体は小難しいことを書いているわけではありませんが、読み進めるのにちょっと引っかかるような、やや硬い印象を受けてしまいます。
漢字は使うべきところに使い、やみくもにすべてを感じに変換する必要はありません。
例文を改善してみると、このようになります。

改善例
ご購入いただきありがとうございます。
本商品の特徴は関東一、むしろ日本一と言っても過言ではないヒアルロン酸の含有量がんゆうりょうにあります。
もちろん、美肌に欠かせないビタミンCも豊富に配合いたしました。
今後ともごひいきに、なにとぞよろしくお願いいたします。

文章全体の印象が柔らかくなり、詰まることもなくすんなりと読みやすくなったかと思います。

ついでに基準は人それぞれですが、漢字によっては読み仮名(ルビ)をふっても良いでしょう。
ブログでも、HTMLタグが使えるタイプであればルビをふることができます。
はてなブログでももちろん、ルビふりが可能です。
<ruby>タグを使いましょう。

《ダ》段落を分ける

文字の多い文章は読みづらくなりますね。
特に長文、いくつかの内容をまとめて解説している文章では、どこかで読み手に一呼吸する余裕と「ここがひとつの区切りなんだ」と思わせるための段落分けが有効です。

例文
プロテインサプリメントは健康食品の一種で、必須アミノ酸をバランス良く配合してあり、不足しがちな栄養素を補助するために用いられる。乳白色の粉末状で、水などの液体に溶いて食べる。 アスリートやボディビルダーはトレーニングの後に損傷した筋肉の修復の為タンパク質を必要とし、このとき摂取したタンパク質は、筋肉の修復に使用される。場合によっては筋肉が肥大し、筋力が上昇する可能性が出る。 市販されているプロテインの多くはホエイプロテインであり、その中でもホエイプロテインコンセントレート(WPC)が最も多い。ホエイプロテインアイソレート(WPI)はWPCよりタンパク質を高純度に含有する。WPIは日本人がお腹を壊す原因となることの多いラクトースを除去しているので、乳糖不耐症の人はWPCよりもWPIのほう選ぶ方がよい。

出典:Wikipedia ※一部読みやすく改変

プロテインについての解説です。
硬い文章ですし固有名詞も出てくるため、スッと頭には入りづらい文章です。
これをできるだけ読みやすくするためにはどうすれば良いでしょうか。
まずは中身を整理してみましょう。

例文を整理
プロテインサプリメントは健康食品の一種で、必須アミノ酸をバランス良く配合してあり、不足しがちな栄養素を補助するために用いられる。乳白色の粉末状で、水などの液体に溶いて食べる。 基本の解説  アスリートやボディビルダーはトレーニングの後に損傷した筋肉の修復の為タンパク質を必要とし、このとき摂取したタンパク質は、筋肉の修復に使用される。場合によっては筋肉が肥大し、筋力が上昇する可能性が出る。 具体的な使用場面  市販されているプロテインの多くはホエイプロテインであり、その中でもホエイプロテインコンセントレート(WPC)が最も多い。ホエイプロテインアイソレート(WPI)はWPCよりタンパク質を高純度に含有する。WPIは日本人がお腹を壊す原因となることの多いラクトースを除去しているので、乳糖不耐症の人はWPCよりもWPIのほう選ぶ方がよい。 専門的な次の話題

どうやらこの文章は3つの中身で構成されているようです。
基本の解説・具体的な使用場面・専門的な次の話題。このそれぞれが別の内容を説明していますので、より読みやすくなるよう思い切って、内容ごとに段落を区切ってみましょう。

改善例
プロテインサプリメントは健康食品の一種で、必須アミノ酸をバランス良く配合してあり、不足しがちな栄養素を補助するために用いられる。乳白色の粉末状で、水などの液体に溶いて食べる。

アスリートやボディビルダーはトレーニングの後に損傷した筋肉の修復の為タンパク質を必要とし、このとき摂取したタンパク質は、筋肉の修復に使用される。場合によっては筋肉が肥大し、筋力が上昇する可能性が出る。

市販されているプロテインの多くはホエイプロテインであり、その中でもホエイプロテインコンセントレート(WPC)が最も多い。ホエイプロテインアイソレート(WPI)はWPCよりタンパク質を高純度に含有する。WPIは日本人がお腹を壊す原因となることの多いラクトースを除去しているので、乳糖不耐症の人はWPCよりもWPIのほう選ぶ方がよい。

いかがでしょうか。
文章は硬いままですが段落分けしたことで、明らかに節が3つあることが分かるようになりました。
読み手にもひとつひとつの内容の区切りが明確になって、より頭に入りやすくなります。 

《カ》改行する

文字の多い文章は読みづらくなりますね。
特に長文、いくつかの内容をまとめて解説している文章では、どこかで読み手に一呼吸する余裕と「ここがひとつの区切りなんだ」と思わせるための段落分けが有効です。

例文
スケッチ (sketch) は、人物や風景などを大まかに描写することで、絵画における基本的な作業。主に鉛筆を使用してスケッチブックに描き留めるが、彩色を行って水彩や油彩の作品に仕上げることもある。また、簡単にスケッチすることをラフスケッチ、素早くより簡潔に描写することをクロッキーと言う。

引用:Wikipedia

スケッチについての解説ですね。
わりと短いひとつの文章ですが、短いなかに多くの情報が盛り込まれていて、頭を整理するスキマがありません。
これを読みやすいようにするため、中身を整理してみます。

例文を整理
スケッチ (sketch) は、人物や風景などを大まかに描写することで、絵画における基本的な作業。 定義  主に鉛筆を使用してスケッチブックに描き留めるが、彩色を行って水彩や油彩の作品に仕上げることもある。 詳細な説明  また、簡単にスケッチすることをラフスケッチ、素早くより簡潔に描写することをクロッキーと言う。 補足

例文は、定義・詳細な説明・補足の3つに分けられるようです。
しかしこれら3つはとても短く、ひとつひとつを段落にするほどの規模はなさそうです。
こうした文章を読みやすくするには、ただ羅列するのではなく、適切な改行を入れて読み手が無意識に一呼吸置けるような工夫をしてみましょう

改善例
スケッチ (sketch) は、人物や風景などを大まかに描写することで、絵画における基本的な作業。
主に鉛筆を使用してスケッチブックに描き留めるが、彩色を行って水彩や油彩の作品に仕上げることもある。
また、簡単にスケッチすることをラフスケッチ、素早くより簡潔に描写することをクロッキーと言う。

まったく同じ文章でも、適切で適度な改行で区切ってあげると、読みやすいだけでなく読み手の頭にもスッと入りやすくなります。 

《カ》箇条書きにする

伝えたい細かい内容がいくつかある時は、ただ羅列するよりは箇条書きにして書き出すほうが読みやすい文章になります。例文を見てください。

例文
先日発表した当社のノートパソコン最新作は、旧製品と比べて、メモリを8GBから16GBに増設、ハードディスク容量をHDD512GBからSSD1TBに増設、USBポートを2つから4つに増量、タッチディスプレイ機能搭載といった改良点がございます。ぜひ店頭で実機をお試しください。

色々とグレードアップしたのはわかりますが、これでは何と何があったかいまいち頭に残りづらいですね。後から見返した時でも要点が見つけづらいのです。
これを箇条書きで書き出してみるとどうでしょうか。

改善例
先日発表した当社のノートパソコン最新作は、旧製品と比べて以下の改良点がございます。
 ・メモリを8GBから16GBに増設
 ・ハードディスク容量をHDD512GBからSSD1TBに増設
 ・USBポートを2つから4つに増量
 ・タッチディスプレイ機能搭載
ぜひ店頭で実機をお試しください。

これなら初見でも見返した時でも、いつでもパッと改良点が目に入りわかりやすいでしょう。 

《オ》大きさを変える

これは『文字の大きさ』です。
小説などでは見かけませんが、ことブログとなると表現の自由度が増して制限は少なくなります。
強調したいところだけ文字を大きくして目立たせる手法は、シンプルながら確実に読み手に重要な部分が伝わります。
また重要な文のほかにも、笑いを取りたいネタ文などであればオチや笑いどころなどでここぞとばかりに大きい文字を使うことで表現を工夫することができます。

例文
ライオンは百獣の王などと評され、一瞬の勝負で素早く獲物を仕留め食らいつくす、強く獰猛な動物です。では先ほど獲物を食べてお腹がいっぱいの時のライオンのすぐ目の前を、シカが通ったらどうなるでしょうか。
この場合シカは襲われません。
満腹の時のライオンはまったく猛獣ではないのです。

これを一部強調表現のために大きくしてみましょう。

改善例
ライオンは百獣の王などと評され、一瞬の勝負で素早く獲物を仕留め食らいつくす、強く獰猛な動物です。では先ほど獲物を食べてお腹がいっぱいの時のライオンのすぐ目の前を、シカが通ったらどうなるでしょうか。
この場合シカは襲われません。
満腹の時のライオンはまったく獰猛ではないのです。

大きくしなくても伝えられますがが『ここを読んで(注目して)ほしい』と思う場所を強調することで意図はより伝わりやすくなります。 

 

《ブ》文体を統一する

様々な文体を使いこなすのは素晴らしい技術です。
しかし、ひとつの文章、ひとつの記事の中で文体がコロコロ変わるのは読みづらくなるため好ましくありません。
例文を確認してみましょう。

例文
行きつけのレストランに、季節限定のガレットを食べに行ったんですよ。
そしたらベルを押してもいっこうに店員さんが出てこない。
注文した後だって20分もガレットが出てこないのだ。
「困った、店選び失敗じゃあ~!(´;ω;`)」なんて嘆いていたが、いざ提供されたガレットを食べたら嫌なことを全部吹き飛ばすくらいの最高のおいしさっすよ。
大盛況で店員もいっぱいいっぱいだったんだナ。
絶対また食べに行きたいなと思いました。

こうした文章もあるにはありますが、読んでいる側をじわじわと混乱させている場合があります。
ハッキリと読みにくいわけではなくても、なんだかモヤモヤと心にしっくりこない漢字が残るようなことがあります。
文体を「です・ます調」の敬体と「だ・である調」の常体のうち一方に整理して、書き手の温度感もなるべく一定に保つようにしてみましょう。

改善例
行きつけのレストランに、季節限定のガレットを食べに行ったんですよ。
そうしたらベルを押してもいっこうに店員さんが出てきません。
注文した後だって20分もガレットが出てこないんです。
「困ったなぁ、店選び失敗かな(´;ω;`)」なんて嘆いていたのですが、いざ提供されたガレットを食べたら、嫌なことを全部吹き飛ばすくらいの最高のおいしさだったんです!
大盛況で店員もいっぱいいっぱいだったんですよね……。
絶対また食べに行きたいなと思いました( ´艸`)

文体が整理されていない文章では情緒不安定な人のようにも思えてしまいます。
不自然さで読み手が読むペースを損なってしまわないよう、少しでも気を付けるだけで読みやすさは改善されます。

《ム》無駄をそぎ落とす

文章が味気ないものになってしまうのを嫌って、または話すようにつらつらと書きなぐるあまり、書かなくても意味が通じる要らない言葉まで書いてしまって冗長な文章に仕上がっている場合があります。
例文を見てみましょう。

例文
演劇のチケットを安く購入することができた。
というのも、観に行けなくなった人がオークションに出していたからだ。
そして誰よりも安い価格で落札することに成功し、さらになんとオマケに、チケット予約者限定のキーホルダーまでつけてくれたのだ。
そうして私は気分よく当日を迎えることができた。

不要な言葉、削っても通じる言葉の代表格は「そして」「という」「ちなみに」「もちろん」「まさに」などの接続語です。
削り方は個性が出るところですから、どこをどこまで削るか、あえて残すかは千差万別です。ひとつの改善例を確認してみましょう。

改善例
演劇のチケットを安く購入することができた。
観に行けなくなった人がオークションに出していたからだ。
誰よりも安い価格で落札することに成功し、なんとオマケにチケット予約者限定のキーホルダーまでつけてくれたのだ。
私は気分よく当日を迎えることができた。

あっても良いですがなくても良い。接続語の判断はとても微妙なラインです。
しかし書き手にとってはあって当然と思っている接続語が、読み手から見ればまったくもって不要である場合がよくあります。

抜群の心理効果『スモールステップの法則』 を活用する

これは学習などにも使われる非常に有効な心理効果です。
アメリカの心理学者 バラス・スキナー氏(Burrhus Frederic Skinner 1904-1990)が提唱したもので「一気に全部を理解しないで、小分けに理解しなさい」ということです。

学びたい・理解したいこと、またはブログで説明したいこと・伝えたいことが10あるとします。
この10を一気に全部詰め込んで伝えても読み手には情報量が多すぎてわかりづらくなります。

そこで、小さな歩み(スモールステップ)で1ずつ段階を踏んで理解を進めれば、どんどん前へ進むことができ、最初は難しそうに思えた10のことも自然と理解できている状態へと進むというものです。

ブログ執筆では、予告する・改行する・段落に分ける・箇条書きにする・文字を大きくするなど、種類は違いますがそれぞれ理解のための区切りを与える作業をすることで、読み手にとって読みやすい文章へと昇華することができます。

一晩寝かせて読み返す、セルフ校閲をする

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書き終えたら基本的には、どんどんアップして良いでしょう。
ちょっとでも長くWEB上に掲載しておくほうが、Google検索などの露出にも有利に働きます。
※ただし、やはりなるべく良質な文章であることが望ましいです

書いた時というのは、全体が見えているようで見えていないことが多いものです。
私もWEBデザインの仕事をする機会がありますが、デザイン業務も作り終えた直後は「完璧だ!」と思うのですが、ちょっと時間を置いて見直すと「ここダメ、そこもダメ」と気になる部分が後から出てくるものです。

そこで、書いた文章は必ず時間を置いて一度見直すようにしましょう。
アップした後でもかまいません。
見直すことで細かい問題点や違和感に気づくことができ、より良い文章にしていくことができるでしょう。

やっぱり、一番大切なのは『楽しく書く』ことにゃ♪