ロイヤルノート|ろくでもない知識をきみに。

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治験は医療に貢献できる高時給アルバイト

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これはフリーターや大学生、フリーランスや自営業などわりと時間に自由が利くかたに向けた情報です。

医療に貢献したい!
そんな道徳的美徳をもったあなた。

もしくは、効率良くお小遣いを稼ぎたい!
そんな経済的美徳をもったあなた。

この2つを一気に叶えるものがあります。

それは治験というものなのですが……

治験ってなんだろう?

ストレートに申しますと人体実験です。
ひびきは怖いですが、実体はけっこう安全(というか快適)でした。

新薬とか、すでに発売されているくすりの後発剤「ジェネリック医薬品」などの開発は数年がかりで行われるもの。

その流れは……

基礎研究

病気に効きそうなおくすりのモトを自然のものから発見したり、化学的に作り出したりする段階です。

非臨床試験

くすりの候補を、今度は人に使う前に動物で試して問題のないことを確認します。

臨床試験(治験!)

動物で大丈夫だったので、いよいよ人間で試してみようという段階です。

新薬(ジェネリックも含む)がちゃんと狙った働きをするか、困った副作用は出ないか……などなどを少ない量から投与していって、細かくモニタリングしていくものです。

実際にやることは

健康な身体で病院に赴くこと。(そして入院)

投薬したら、たくさん採血をすること。(これが多い)

そぎ落としてシンプルにすると、こんな感じです。

実際に参加してみた

フリーランス、つまりは自営業なので時間管理がカンタンです。
そこで空き時間をつくって、今までに2回治験に参加しました!
比較もできるので2つの経験を簡単に整理します。

まずはとにかく、募集してくれている機関に登録して、たくさんくる募集案内を待ってみることから。

いくつかあるみたいですが私はこちら。JCVNさんがわかりやすいので使っています。
以下1回目と2回目を並べて記載します!

治験内容

  1. 高血圧を改善するおくすりのジェネリック医薬品が治験対象
  2. 頭痛を改善するおくするいのジェネリック医薬品が治験対象

日程

  1. 3泊4日が2回(あいだ1週間あける)
  2. 2泊3日が2回(あいだ1週間あける)

入院施設

  1. 都内の大きな大学付属病院の、研究棟でした
  2. 都内の小さめなクリニックの中でした

入院環境

  1. 8人部屋規模に8人。よくある病室のように、ベッドとベッドの間はカーテンでしきられる(ただし夜間のみ)
  2. 10人部屋に12人くらい。カーテンなしで隣とのベッドの間は40cmくらい

いずれも休憩するロビーのようなところがあり、マンガや本もあって、自由に読んで過ごせます。テレビもあり。

貸出物

  1. テレビもみられるポータブルDVDプレーヤー、マンガ、小説、雑誌、DVDソフト
  2. 大量のマンガ!ここで私はテラフォーマーズを読みましたw

投薬時の決まり

これはどちらも同じでした!

投薬をするのは、入院初日ではなくて2日目の朝。

試験薬を朝の9時に飲んだ後は、4時間ずっとベッドに座っていなければいけません。
そしてこの間、実に8回ほど注射をすることになります(;'∀')

試験薬を飲んだあとの血中の成分変化を観るのが大事な目的なので、採血回数が多いのです。

採血のタイミングや回数

どちらもほぼ一緒で、採決のあいだの休憩時間が以下のようなぐあい。

20分間⇒20分間⇒20分間⇒30分間⇒30分間⇒30分間⇒30分間⇒1時間

ここでおひるごはん!

2時間⇒4時間⇒4時間

なので、投薬当日はだいたい10回前後、採血をしました。

投薬前日にも、治験に使える身体かどうか確認するため採血。
投薬翌日も身体に異常がないかチェックするために採血。

多少前後はあるでしょうが、おおむね1回の入院で10~15回の採血

つまり治験は採血との闘いなんだと思います。

注射が平気な人なら問題なくて、注射が苦手な人には地獄となります(;'∀') 

ごはん

  1. 本当に病気の患者さんを入院させる施設もある巨大病院だったので、私たちにも病院食が提供されました(栄養やカロリーが考えられた健康的なやつ)
  2. 小さめクリニックだったので、わざわざどこかの弁当屋さんの弁当を毎食頼んでくれていました(ただし健康的という感じじゃなくて男が好きそうなハンバーグ定食などガッツリ系がほとんどでしたw)

協力費

  1. 15万円くらい
  2. 9万円くらい

3泊4日が2回、さらに参加前の事前検診があるので1日。
病院に赴く日が計9日で15万円。

2泊3日が2回、事前検診が1日の計7日のほうで9万円。

こう考えると、ちょっと微妙です。

しかし!

入院初日の集合は夕方と遅め。
退院日は午前中には終わることができます!

なので実際のところは、1つ目のほうは総拘束時間が3日×2回と事前検診の3時間くらい。
2つ目のほうは総拘束時間が2日×2回と3時間くらい。

6日と3時間で15万円。

4日と3時間で9万円です。

これはなかなか、バイトを入れるより割りが良いでしょう。

参加者の健康と秘密は守られる!

当然といえば当然ですが、参加した我々に万一発生したあらゆる健康被害は、ちゃんとケアされるように定められているので安心です!

参加者の個人情報などもちゃんと守られるのでその点も心配なし。

健康に気を付けて保ってきた身体が、医療従事者でもないのに、まさかこんな形で医療に貢献することになるとは、といった感じです。

現場で交流する技師さん(採血する)と雑談をするのも楽しいです(∩´∀`)∩
知り合いに臨床検査技師を目指している学生もいるので、よけいにタメになりました!

なお1つ目の大学病院のほうでは退院時に表彰式があって感謝状を戴きました

糖尿病の通院治験、喘息やアトピーなどの通院治験などもあるようです。

そういったケースを除いて新薬開発の入院治験は20~40歳の健康な男女が対象になります。つまりあとあとになって「貢献しておけばよかった!」なんて思っても年齢がひっかかって参加できないということもあるのです。

もしも時間と正義感を持て余しているようなら、ちょっぴり勇気を出して治験に参加してみるとまた、新しい何かに出逢えるかもしれません。

 

  治験最新情報サイト「JCVN」