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年金はもらえる?年金と、それを持続可能な仕組みにするマクロ経済スライドの基本

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年金改革法が成立して、この先年金はどうなるのか?
将来本当にちゃんともらえるのかなど不安が広がっています。
そこで国が発表している年金の制度について、資料を見てみたいと思います。

厚生労働省の政府広報が配布している「年金ニュース」の冊子を参照しています。

年金とは

公的年金は、現役で働く世代が高齢者などを支え、社会全体で安心を提供するものです。

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20歳以上のすべての人が加入する国民年金と、会社員や公務員が加入する厚生年金の2階建て(※)になっています。 

※個人や企業で、上乗せの「私的年金」に加入している場合、「3階建て」になります。

年金の基本

現役世代が払う保険料を年金給付に充てる「仕送り」(賦課方式)が制度の基本です。保険料以外にも、税金(基礎年金の2分の1)と積立金が給付に充てられています。

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現在、高齢化と少子化が急速に進み、受給世代に対する現役世代の割合が低下しています。この状況下でも、将来にわたって持続的で安心できる仕組みとなるよう、平成16年に「マクロ経済スライド」が導入されました。

マクロ経済スライドとは

現役世代が負担する保険料水準は固定したうえで、現役世代の減少や寿命の伸びに応じて、物価や平均賃金の伸びを一部差し引いて年金給付の水準を調整する仕組みです。

前年度より年金額が下がる調整は行わないとされ、平成30年4月からは、物価・賃金が上昇した際に、過去の未調整分も繰り越して調整されます。

年金給付の水準が調整されるとは、もらえる年金額が減ってしまうということでしょうか?
次の記事で、厚生労働省が公開しているQ&Aを見ていきます。

 

参考文献:年金ニュース(厚生労働省政府広報の冊子 平成28年12月版)