ロイヤルノート|でくのぼうのアロマでエスプレッソな雑記

でくのぼうのアロマでエスプレッソな雑記

火曜ドラマ『逃げ恥』がヒット間違いなしだった3つの理由と予約特典付きブルーレイBOX発売情報

 

http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/gallery/img/g11_28.jpg

出典元:TBSテレビ

先日『逃げるは恥だが役に立つ』が最終回を迎えました。
エンディングテーマ、星野源さんの『恋』が注目されすぎてオープニングテーマが全然ピックアップされないことに世の中の不条理をひしひしと感じているこの頃です。

そんな余談は置いといて、なんでこうもこのドラマが引き合いに出されたのか。逃げ恥終了記念に独自の目線でヒット要因を考えた結果、3つに集約されました。

こちらの記事は3,400字くらいで原稿用紙9枚、3分くらいで読めます。

ヒットの理由1・主人公が童貞だった

物事のヒットには共感が大切だと、先日会ってきた小池百合子都知事が仰ってました。

  小池百合子都知事に会って気づいた、これからのブロガーに必要な4つのこと

世は「不況」と「ネットの普及」のせいでもっぱら草食男子が増えました。
草食男子というよりはソロ活男子ですかね。
テレビでも特集されるほど、現代の日本人は恋愛に消極的に。
そんな現代男子のプライドを壊さずむしろ共感を生む存在を主人公にしたのがポイントです。

だいたいの男子が童貞を卒業するであろう年齢層を対象とした、面白い調査結果が内閣府から出ていました。
結婚している、または恋人がいる割合をアンケート調査したものです。

調査対象:13~29歳の男女
結婚している(またはしたことがある):10.9%
事実婚のパートナーがいる:0.9%
結婚していないが恋人がいる:17.2%
恋人がいない:71.1%

参照元:内閣府『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』2013年

ぜんっぜん恋人いないですね、ぼくたち(;゚Д゚)
さらに朝日新聞のサイトでもこのような表記が。

結婚情報サービス楽天オーネットの新成人を対象にした今年の意識調査結果によると、「交際相手がほしい」は男性63・8%、女性64・2%。2000年の9割から減少傾向をたどる。交際相手がいるのは1996年に男女とも半数を占めたが、2011年以降は4人に1人程度に激減した。

引用:親子でお風呂、抵抗感なし? 恋愛に消極的な若者たち:朝日新聞デジタル

恋人欲しいって思う人も、どんどん減ってる!

そんな中、今回の逃げ恥の主人公に起用されたのが絵に描いたような非モテ・非リア充な童貞おっさんなわけです。

Profile
名前:津崎平匡
読み方:つざきひらまさ
出身:山口県
年齢:35歳
大学:京大卒
職業:IT
勤務先:3Iシステムソリューションズ
性格:潔癖症で真面目

現代男子の主たる特徴を集約したかのようなキャラクター設定で、多くの男性(ひいては女性も)の共感と興味関心を惹きつけました。

  スポンサードリンク  

ヒットの理由2:結婚をメイドさん購入システムにした

こんなにも恋に消極的で根暗な主人公を持ってきて、激カワ女性と「契約結婚」をタテマエにした同居生活をおこなえるストーリー。

お、俺も俺も!

と世の男子たちの妄想と性欲はバクハツ必至です。

激カワなくせに、そこそこの派遣給料を払うだけで毎日家にいて家事をやってくれて、疲れて帰ってきたら夕食を用意してくれていて、お茶まで淹れてくれるいわゆる都合が良すぎるメイドさん。
しかもそれをガッキーが笑顔と愛嬌全開で演じてくれているわけですよ。


非婚時代まっただ中に「メイド契約」というちょーどいい具合の風を吹かしたこの設定が、現代日本人のハートを見事につかみました。

彼女欲しいけどめんどくさいものはいらない

主婦って働いても働いても見合ったお給料をもらっていなくて損だわ!

こうした世の男女ににわかにうごめいていた心理を双方向から見事に解決した特殊な結婚例をテーマにしたのがポイントです。
日常の中にある悩みの「ひとつの解」をちょっと非現実的な形とはいえ提示して見せたのです。

ヒットの理由3:ブランド品のガッキーが愛嬌満載で踊った

とにもかくにも、これが一番の功績でしょう。
どんなにいいドラマも飛躍的に人気が伸び視聴率が上がるには、今のご時世職場や友人間の口コミくらいじゃあ足りません。
アナログ伝達だけではどうしても広がりにくいもの。
でも今回はガッキーが踊ったことがデジタル伝達を通して日本中に広く伝わりました。

ガッキーが踊ったことでツイッターを中心とした各種SNSで「可愛い」「いいよねこれ」の共感が発生
そしてYOUTUBEでもこぞって筆者ら素人一般人が「恋ダンス」を踊る。
各方面のSNSでプチお祭り騒ぎとなって、毎週逃げ恥放送時間になると我先にとバズが飛び交う流れになったわけです。
※筆者が利用しているはてなブログでも逃げ恥レビュー記事が量産されていますね!

以前書いた記事にもあるように新垣結衣さんはスターバックスコーヒーです。
新垣結衣さんは存在自体が広告塔であり、起用するだけでまず一定量の流入を期待できます。

  スターバックスがテレビ広告を打たない理由(を、ガッキー見ながら考えた)

しかも彼女は過去にもダンスで評判を生み出している逸材。
ポッキーとかポッキーとかポッキーとか。

彼女が出ているだけでもそれなりのヒット訴求になるはずですが、客層の好みが別れる『掟上今日子の備忘録』とかは低迷しましたし、筆者が先日Huluで観た映画『くちびるに歌を』もヒロインとして登場していますが、笑わないピアノ教師役でガッキーの魅力は半分も活かされていなかったように感じました。

ガッキーのガッキーたる魅力は『笑顔と元気さ』です。
これをドストレートに活かした今回の逃げ恥は、きわめて秀逸。
情熱大陸とか他の番組の演出もパロる形でガッキーにコメディを担当させたのも、存分に魅力を引き出す決め手になったといえます。 

まとめ

まとめるとこういうことになります。

  • 現代を象徴するかのごとき純朴童貞が主人公(親近感)
  • 純朴童貞が可愛いメイドさんを購入してハッピーになるストーリー(世相の反映)
  • ブランド品である新垣結衣さんが魅力フルマックスで踊る(宣伝)

いかがでしたでしょうか。
童貞・草食系じゃない主人公の逃げ恥を想像してみてください。
ここまで世の男女の切ない恋心をくすぐったでしょうか。
契約結婚じゃなく普通の恋愛ストーリーでお送りする逃げ恥はどうでしょう。
新垣結衣さんと星野源さんのキャラを活かして良いドラマには仕上がるかもしれませんが、視聴者に結婚や恋人の在り方をシンプルな形で考えさせ、共感させることができたでしょうか。
ガッキーの恋ダンスがない普通のエンディングだったらこれだけのバズ効果はあったでしょうか?
「星野源の新曲いいわ~」で終わってましたよね。

こうしてみるとますます、『共感』というものがきわめて大切なんだと思わされます。

おまけ

早期購入特典ありのブルーレイBOX、これは相当売れる予感がします。
2017年3月29日発売予定。
多くのかたが冬のボーナスの余りで買うことでしょう。 

逃げ恥原作マンガがAmazonのKindleなら無料で読めるみたいです。

さっそくサントラも出てました。ニーズとしては聖地巡礼と同じような感覚でしょうか?