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小池百合子都知事に会って気づいた、これからのブロガーに必要な4つのこと

 

出席者ざっと300名超。
ひとつ残念なこととしましたら、コートが白かったのが筆者ひとり。髪の毛の色がほぼ金に近いミルクティベージュだったのが筆者ひとりだったということです。
無理もありません、場にそぐわないのは確実に筆者なんですから。

小池百合子氏にお会いした経緯

キッカケは雑誌

ご存知の通りでありますが、いっかいのウェブデザイナー、いっかいの個人事業主程度の筆者が個人的に東京都知事小池百合子氏に会うわけは当然ありません。
ことの顛末ですが、筆者が定期購読している経営者向けの雑誌『PRESIDENT  』でセミナー参加の募集がありまして、あぁこれは良い機会だ、前任の都知事はとんだゴミだったし(ゲフン!ゲフン!)お話を聞けるチャンスがあるなら懸けてみよう。そう思ったのが発端です。

スイーツ男子な小市民

結果、見事にこんな筆者が当選者のひとりとなってしまいました。
断っておきますが、筆者はそこらへんにいらっしゃるような立派な経営者のみなさまとはまったくもって質とレベルが違う小者であります。

黒シャツ、金髪でプリクラを撮り、セット割引のランチを「マジ安いこれ!(∩´∀`)∩」とむさぼり、マッククーポンでポテトLサイズ190円になった時は必ず購入しているような超絶庶民派の個人事業主であります。派というか庶民です。小市民なのです。

西においしいスイーツあれば、行ってたらふく食べまくり、東にスイーツ選びで迷う女子あれば、行って「両方買ったらよい」と言う。
PRESIDENT購読がまったくもって身の丈に合っていない小市民なのです。
そんな小市民が、今東京で最も忙しいであろう人、東京都知事小池百合子氏のお話を直に拝聴してきた話をいたします。

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小池百合子氏のお話(を小市民が要約したら)

筆者ごときが要約したら本来のお話の10,000の1の価値にも満たないですしたぶんご本人が思っていることとは違う解釈も多々存在するでしょうが、どうぞご容赦ください。

東京を世界で一番の町にしたい

当セミナーの前の会があり、そこから飛び込みでいらっしゃった小池百合子都知事。
話し始めはご自身の持つビジョンであります『TOKYO ビッグバン ~これから東京で何が起こるか?~』からの切り出しとなりました。

小池百合子都知事は『東京大改革』『都民ファースト』を公約に掲げ選挙を戦い抜きました。そして今『TOKYOビッグバン』という大義を掲げ、東京都を変えようとしています。

人・カネ・モノ、これらは東京は申し分ない。これをどうしてもっとうまく活用しないのか。 


そのように仰っていました。東京を世界で一番の町にしたい。 これが小池百合子都知事の願いです。

森記念財団(東京)が毎年まとめている世界の都市総合力ランキングでは、東京都は万年4位でした。ところが2016年今年のランキングでは……

1位:ロンドン
2位:ニューヨーク
3位:東京
4位:パリ

ということで、万年パリに負けていたところを盛り返して3位の冠に預かったというのです。しかしこれは小池百合子都知事いわく「自分の力ではありません」と。
パリでは大きいテロが起きました。あれが効いてしまって、パリが落ちたのではないか。であればこれは、能動的な3位じゃなくて受動的に手に入れた3位なんだということです。これを自力で、1位まで昇らせていこうというのが小池百合子都知事の目指すところでした。

「緑を身に着けてきてください」の真意は『共感』

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クールビズの成功のカギも『共感』

2005年から、つまり 約12年前から始まったクールビズは当時環境大臣だった小池百合子氏の手腕によるものです。当時、夏の平均気温は26℃。国で定められている職場の規定温度は「28℃以下であること」でした。にも関わらず、空調はガンガン効いてOL女性は夏なのにオフィスでひざ掛けをかける始末。男性サラリーマンは外に出たり会社に戻ったりで体温調整が難しい中「なんでこんな厚いものを着てなくちゃいけないんだ」と不満も募るわけです。

夏にオフィスでひざかけも、必要のない厚着も、おかしいじゃないか!
小池百合子氏が注目したのはこの国民の気持ちでした。 

大義 …… 省エネによって新たなビジネスチャンスが拡大する
共感 …… 空調と服装のバランスがおかしい

この、大義だけじゃなく共感もしっかり考慮に入れることによってクールビズを成功に導きました。

大義だけでは国民は動きません 

顔の広い小池百合子都知事がどなたかに言われたそうです。(聞きそびれてしまいましたスミマセン、おそらく発言からして海外のお友達でしょう)

日本はNATOな国だね。
No Action Talk Onlyの国だ。


と。意味は簡単ですね。口ばっかりで実際のアクションを起こさないという揶揄です。
今回の都知事選と都政も小池百合子都知事は大義だけではありません
なにかしら人の共感を呼び起こす、一体感やワクワクを提供しなければいけないとしています。今回の都知事選の例ではこうです。

大義 …… 東京を変えたい
共感 …… 緑のモノを持って集まってください

これはSNSの効果もあって非常に功を奏しました。銀座4丁目の交差点が緑色を掲げた人で埋め尽くられるくらいに。

ちょっとの工夫で『共感』『ワクワク感』『楽しみ』 を創り出せる。
売れる商品・サービスには『共感』がある。どんなに良い商品も、どんなに完成されたサービスもこの感覚がないと決して売れないと考えているとのことでした。

これからの日本に必要な3つのシティ

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セーフシティ(安全)

これから30年の間に非常に大きなマグニチュードの地震が、なんと7割の確率で起こると計算されています。元防衛大臣として小池百合子さんも見過ごすことができません。
ひとつの施策として『無電柱化』をおこなっています。 
これは景観を良くするとかそうゆうことじゃありません。
防災、これが狙いです。過去に日本であった大きな地震では、家が倒壊し電柱も倒壊し、道は通れなくなり救助が来ない。そんな中でただすべてが崩壊していくのを見ているしかできなかった。
無電柱化は防災です、と同時にそれ自体が新たなビジネスチャンスとなります。

ダイバーシティ(多様性) 

ここが日本の弱いところです。もっと広くアイデアを活用して、もっと選択肢を柔軟にする。そのために大切なのは女性の活躍です。
今はまだまだ女性の進出が足りません。他国は女性の活躍する機会を全力で推し進めて経済力を飛躍させています。日本でも頑張っていますが、まだまだ足りないというのが小池百合子都知事のご意見です。

さらに女性に限ったことではありません。都庁では20時完全退庁を取り入れました。これは「ワークライフバランス」という言葉がそもそもおかしいと感じた小池百合子都知事が「ライフワークバランス」という概念を提唱し、 まずライフがあるのだと、その次にワークがあるのだという考えを具現化した取り組みです。
みんなの残業時間を減らし、もっと家族のためや、スキルアップのために時間を使えるようにするべき。これが働き方の新たなモデルを体現した例です。

スマートシティ(賢さ)

日本のアキレス腱はエネルギー資源にある」小池百合子都知事は高校生の頃からそう思っていたそうです。 そう、日本は土地も少なければ資源も非常に少ない国なんです。だからと言って輸入にばかり頼っていては日本の経済力は決して高まらない。こんな国だからこそあるべきだというのが「資源の再利用・省エネ・エネルギー源の活用技術」なのだということです。もっと日本は内側にあるものを活用しなければいけない。せっかく持っている日本特有の技術力は、いつまでも昔ながらの「ネジやクギをつくるだけ」という部品屋から、もっと大きなビジネスを生み出す方向に全力を注がれるべきだという趣旨のお話がありました。
新たな技術や製品を生み出して「東京を国際金融の中心・アジアの中心としたい」というのが小池百合子都知事のビジョンでした。

では、その足掛けとなる何かはあるのでしょうか?
あるんです。
メリットともデメリットとも取れる表裏一体のものがそこに。

高齢化・少子化こそがビジネスチャンス

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それが高齢化と少子化という日本に押し寄せている大きな波です。
これは一見ピンチのように思えますが、ここにこそ日本が成長する勝機が隠されています。

パラリンピックに注目

2020年に迫る東京オリンピックも、小池百合子都知事は特に「パラリンピックに焦点を当てるべき」という旨を仰りました。
そのキーは『車いす』です。 

パラリンピックに出場するような選手たちの車いすのメーカーを調べると、どこもアメリカ製とか海外ばかり。
くしくも日本では2025年には団塊の世代が後期高齢者になります
高齢化がやってきます。ということは必要になるじゃないですか、車いすが。

日本の技術力はお墨付きです。
その技術力、近い将来やってくる高齢化とパラリンピックに向けて『車いす』を例とした介護用品などに力を注ぐ形があってもいいんじゃないかということです。

省エネの時の例と同じで、大義と共感をもって車いすの全力の開発は受け入れられることでしょう。
そして他国には決してマネできないクオリティの高い製品が生まれ素晴らしいマーケットを日本が握ることになります。

安いだけや、長時間労働などで他国と張り合うのはもうやめましょう。


登壇の締めくくりのあたりで、そのように仰っていました。

これからのブロガーはどうしたら良いか

「素晴らしいお話を聞けたな」と感動しながら夜の日本橋を歩いて帰りました。
これからの都政と日本の成長のカギは日本の内側にそもそもあったのだということ。

  1. 大義だけじゃなく共感も与えよ
  2. 女性の活躍にこそ勝機あり
  3. 省エネやリサイクル、エコは資源の少ない日本だからこそ考えやすいジャンル
  4. 高齢化、少子化、そしてオリンピックをフックにした「他国にマネできない高技術なモノづくり」をしよう

話を聞き終えてみて、特に印象に残ったメッセージはこれらの3つでした。
たしかにこれらの目線でたとえば今いる自分の会社の事業、企画、サービス、モノづくりなどを見直してみると、新たなビジネスチャンスにたどり着けそうな気がしますよね。

あいにく筆者はウェブデザインや英語講師、ライターにアロマテラピーアドバイザーなど本当に「特に芯のない」不思議なフリーランスに仕上がってしまっていますので考えるのがやや難しいです。

そこで今回のお話で得た上記4つのポイントをブロガー目線で活用してみることに。

  1. 共感を意識したコンテンツづくり 
  2. 女性のニーズを満たせるコンテンツづくり(これは人とサイトによりますか)
  3. 断捨離、エコ、省エネ、環境問題などの情報発信(これは元々計画にあり!)
  4. 今後押し寄せる「WEBの新たな波」に適応した「他人にマネできないブログづくり

ほんのひらめき程度だったのですが、整理してみるとけっこう重要なコトをバシッと的を射ているまとめになったなぁと驚きました笑

おわりに

小池百合子都知事のお話は本当に貴重なものでした。
都知事の演説を筆者ごときが要約するのはお角違いなんですけど、ちょっとでも価値ある話を広めたくて記事にしました。
ぜひ誰かに話して伝えて、ちょっとした雑談や討論のテーマにでもしていただけたら嬉しいです。 

最後に、こんな素晴らしい機会を与えてくれたPRESIDENTのみなさまに感謝をお伝えします。
小池百合子都知事の連載もされているので、今を生きる20代以降のかたであれば幅広く楽しめる教養の雑誌かなと。