ROYAL NAUGHT

57点のおじさんはダイエットを始めた

グーグルアナリティクスの数値をスプレッドシートに自動化する方法

 

ここに来たかたは

  • Googleスプレッドシート
  • Googleアナリティクス

を使っているかたでしょう、確実に。
この両者を簡単につないで、分析を自動化する方法です。
鬼カンタンな6ステップ、いってみましょう。

1.スプレッドシートから「アドオン」へ進んじゃう

f:id:vintraw:20170106105142j:plain

「アドオン」→「アドオンを取得」と進みます。

2.「Google Analytics」のアドオンを追加

f:id:vintraw:20170106105534j:plain

いろんなアドオンが提案されます。そしてほぼ確実に最上部のほうでGAが提案されるので、ここから「インストール」します。
わたしはすでにインストールしているので、キャプチャではすでにチェックマークがついています。

3.新規レポートをクリエイトしちゃう

f:id:vintraw:20170106110059j:plain

ここから先は英語ばっかりで地獄です。
スプレッドシートに戻ったら、再び「アドオン」→「GA」→「Create new report」を選択します。
するとクリエイト画面が始まります。

4.とりあえず作りたいレポ情報を入れる

f:id:vintraw:20170106111238j:plain

英語ばっかりですが、とりあえず最低限必要な項目を埋めればOKです。

Name

自分の名前じゃなくて「作成したいレポート名」を入れてください。
これがスプレッドシートのタブ名になりますよ。

Account

これはもうご自身のアカウントを選ぶだけです。

Property

GAで計測しているサイトがいくつかある場合は、そこからひとつ選ぶわけです。
わたしの場合はYoutubeと表示されていますね。ここをブログに変えます。

View(Profile)

これは「すべてのウェブサイトのデータ」でいいでしょう。←よくわかってない

Metrics

地味だけどここがキモです。知りたい情報はここで選びます。
PVとか新規セッションとか。それがレポートにはじき出されます。
項目多すぎて謎いので、代表的なものを日本語にしておきます。

英語項目 日本語訳
Users ユーザー数
New Users 新規ユーザー数
% New Sessions 新規セッションのパーセンテージ
Sessions セッション数
Bounces 直帰数
Bounce Rate 直帰率
Session Duration 滞在時間
Avg. Session Duration 平均滞在時間
Organic Searches 自然流入
Pageviews PV数
Pages / Session 1セッションに対するPVの割合
Unique Pageviews ユニークPV数

とりあえず最低限このくらい知れたらいいかなと思ったのでここまで。
また後日使っていって整理できたら翻訳項目増やしておきます。

Dimensions

ここはいわゆる縦軸になります。ここを「日付」にしたらずらーっと毎日ごとの数値が縦に作られていって、「ページ別」にしたらページごとの数値が縦に作られるということ。

英語項目 日本語訳
User Type 新規かリピーターか
新規とリピーターを比べる分析に使える
Referral Path 参照URL
うちにたどり着いた元のURLごとに分かれる
Source ソース元
Google検索かYahooかauかDocomoか、などに分かれる
Keyword キーワード
検索に使われたキーワードごとに出てくる
Social Network SNS(TwitterとかHatenaとか)
Date 日付ごと
Month of the Year 月ごと
Browser ブラウザごと

などなど。
これで準備が整いました。

余談:(direct)ってなに?
参照元(Source)の値に (direct)ってのがよくあるんですが、これは主に以下の場合だそう。
 ・ブックマークからくる
 ・URL直接入力でくる
 ・RSS(Feedlyとか)からくる
 ・メールから直接くる
 ・アプリから直接くる

f:id:vintraw:20170106135047p:plain

「Report Configuration」というタブが出来上がり、今指定したばかりの条件が1つセットされます。今後このタブは「Googleアナリティクスアドオンの管理ページ」みたいな状態になり、条件をつくるごとに中で項目が増えていきますよ。

5.アドオンをラン(実行)しちゃう

f:id:vintraw:20170106135528j:plain

今度はクリエイトじゃなくてランのほうを選びます。
そうすると用意しておいた条件ごとにデータを抽出してくれます。
条件ごとのタブが新規で作られます。

f:id:vintraw:20170106135850j:plain

完成しました。

6.自動化しちゃう

f:id:vintraw:20170106140916j:plain

最後は自動化の準備をちょちょいっと。「Schedule reports」を選択。

f:id:vintraw:20170106141050j:plain

どんな頻度でやるのかを聞かれるので好きなのを選んでSaveすればあとは自動的に抽出してくれます。

おしまいです。