Royal Naught

ロイヤルノート:和装男子の超雑記

【比較】スマホの2眼レンズカメラはデジカメの代わりになるのかしら(不自然なボケ具合を検証)

スマートフォンはHUAWEI社のものが好きで数代続けて使っています。
(もちろんSIMフリーです。大手キャリアの悪質な長期年数しばりの契約が大嫌いなので!^^;)

数年前にP9が、デジカメのレンズで有名なLEICA社と共同開発した背面2眼レンズを搭載して登場したときにまず購入。

使ってみてなかなかの撮れ高に感激していたのですが、ひとつどうしても気になる点がありました。
それは背景のぼかしが不自然だということ。
2つのレンズで補い合う形で背景ぼかしを合成するため、写真によっては距離の測定がヘンなことになったりしてしまい、いまいちな仕上がりになってしまうのでした。

そして数年経ち、2017年にMate10proにスマホを変えました。
彼も背面2眼LEICAレンズで、さらには何を撮ろうとしているのかを自動で分析・判断してくれるAIを搭載しているということで「きっとあの不自然極まりない背景ぼかしも精度が上がっているに違いない」と期待していたのですが、

やっぱり背景ぼかしが不自然になりました(TT

今回、家庭菜園のトマトを同じ場所から撮影してみたテスト写真がありますのでその結果を共有したいと思います。
スマホカメラって最近かなりスペックが上がったように騒がれていますけれども、果たしてそれはデジカメの代替とまでなり得るのか…同じ悩み、疑問を抱えているかたの参考になりましたら幸いです。

デジカメで撮った写真

使用機種はOLYMPUS PEN E-PL9+ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8です。
F値1.8の明るいレンズで、本体の撮影モードはAUTOにまかせて撮ったものがこちらです。どん。

f:id:vintraw:20180617183552j:plain

この先掲載するスマホで撮った写真も含め、色の加工等はいっさいおこなっておりません。
撮って出し、です。
いかがでしょうか。当たり前ですがボケ具合に不自然なところはありません。
せっかくなのでその解像感を確かめるべく2倍程度アップにしてみましょう。

f:id:vintraw:20180617183905j:plain

トマトの産毛もわかる感じ。
うん、まあなるほど、な仕上がりです。

スマホカメラで撮った写真

次に比較対象のスマホカメラで撮影した写真を掲載します。
機種はHUAWEI Mate10pro+LEICA2眼レンズです。

f:id:vintraw:20180617184616j:plain

何も考えずにAUTOでパシャっと撮ったもの。F値は4.0でした。
色の再現や発色などは各レンズの持ち味の違いということで言及いたしません。
なかなか自然なボケ具合ですね!
やりますね、さすがHUAWEI&LEICAレンズ。
さっき同様、同倍率で拡大してみるとこうです。

f:id:vintraw:20180617184908j:plain

こ、これはなかなかいいですね!
デジカメにも劣らない解像感があります。
劣らないどころかむしろこっちのほうが描写が良いような…!?

※しかしここでわたしは致命的なミスに気づきました。
写真の撮影サイズがスマホとデジカメでそもそも異なる設定だったのです…!!!

デジカメのほう:2048×1360
スマホのほう:3968×2976

倍ほど異なる解像度です…デジカメももっとサイズを大きくしたら仕上がりが変わるかも、と思ったのですが記事を書いている間に日が陰ってしまい、同じ条件で撮れなくなってしまったので今回はあきらめます(;'∀')

ワイドアパーチャ機能による不自然なボケ具合

き、気を取り直して。
今回いちばんお伝えしたかったのはここからです。
ワイドアパーチャ機能による不自然な仕上がりについて。
F値を1.2まで開放することができたのでやってみました。それがこちら!

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お、おおう!
なんかところどころヘンです。
ピントが合っているトマトより後ろにいるはずの葉っぱにもある程度焦点が合ってしまうなどの混沌具合。

こういった合成ピントぼかしが一番苦手とするのが、細かいスキマのようです。
こちらをご覧ください。

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ピントを合わせているトマトとトマトのすきま。
奥にある壁のぼかしを全面均一には強調できず、ちぐはぐで、シンプルに申し上げてヘンな仕上がりになってしまいます^^;

わたしがHUAWEI Mate10proを使って日常でバシバシ写真を撮ってみると、このような現象がけっこう頻発するのですよ。

HUAWEI社の2眼レンズを買うとき「もしかしたらデジカメの代替になるかな…」とか淡い期待を抱いて購入しているので、この仕上がりはちょっと残念だったなぁという所感でした。

きっと同じようなガッカリを感じたかたもいらっしゃるはず…?

最近発売になったばかりのHUAWEI社最新機種『P20 pro』はなんと2眼を超えて3眼レンズになっています!(邪眼か!笑)
こちらの合成ぼかし技術はどれほど高まっているのか、気になっております。

所感

スマホのカメラは、デジカメの代わりにまあまあなる。

あまり細かいことにこだわらないのであれば、昨今ブームの多眼レンズでも十分見栄えの良い写真が撮れるような気はしました。
ミドルスペックのコンデジなんかはそろそろ危ういんじゃないかなと感じるレベルです。

とはいえ、スマホの多眼レンズとデジカメのレンズではそもそも撮影の機構が異なるわけですので、その道に詳しいかたに言わせたらきっと両者の違いはとんでもなく大きいのでしょう!
わたし自身は細かいことあまりよくわかりませんが、なんとなくデジカメで撮るという行為、撮れた写真のほうが好きだったりします。