お仕事と趣味両方で使うデジカメですが、今回買い替えをいたしました!
思えば最初に本格的なデジタルカメラというものを持ったのは大学生のころ…もう15年以上も前になりますが^^;
備忘録がてらに今まで持っていた機種をふりかえりますと…
- Canon EOS 50D(ミドルクラスのデジタル一眼レフ)
- Canon Powershot G7 2007年モデル(ハイエンド・コンデジ)
- ここでいったんデジカメをすべて手離してスマホカメラに依存するが…
- Nikon COOLPIX S6900(コンデジ)
- Panasonic LUMIX GX8(初のミラーレス一眼に挑戦)
- Canon Powershot G7 X Mark Ⅱ(ハイエンド・コンデジ再び!)
- Canon EOS KISS X7(デジタル一眼レフ・エントリーモデル)
- SONY Cyber-shot RX100M5(ハイエンド・コンデジでもメーカーを変えてみる)
このような感じでした。
いやあ…迷いに迷っていますね。
その折々で思うところあって買ったり売ったりをくり返してきているわけですが、これまでの経験で思うところとしては
- コンデジの持ち運びやすさはやはり最高です
- だけどコンデジは、中途半端なクラスにしちゃうとAF速度などの性能に満足できない
- そして一眼レフに手を出すが大きすぎて持ち運びがおっくうになる
- その点、ほどよくいいとこ取りをしているミラーレス一眼ってベストバイかも?と一旦考える
- 携帯性に加え機能重視である高級コンデジに手を出したけど、やっぱり拡張性の少なさが物足りない!
そして結局、今回ミラーレス一眼に再び戻ってきたということになります。
レンズ交換による拡張性もありながら本格デジイチとは異なる設計で小型軽量化も果たしているミラーレス一眼。
最近増えてきたカメラ女子にも人気のあるタイプですね。
わたしは男ですけど、「本格デジタル一眼レフはやはりちょっと重すぎるしそこまで本格化しなくても十分満足のいく絵が撮れるよなぁ…」というところで、ミラーレス一眼を選ぶことにしました。
機種の決め手になったのは最終的には見た目!デザインです。
もちろん機能も十分優秀ですが、今回一目ぼれしたのがOLYMPUS(オリンパス)さんのPENシリーズ、E-PL9でした。
使って数日。
今の所感ですでに「これは長い付き合いになりそう…」と直感しています。
初代マイカメラ「Canon EOS 50D」が使用年数およそ7年ともっとも長く、ほかは長く持つことができませんでした。
今回のPEN E-PL9がわたしの本気の2代目ということになりそうです。
アートフィルター試し撮り
試し撮りをするためカメラを持っておでかけしました。
さっそくですがとても特徴的なアートフィルターからスタートです。
ウォーターカラー
暗部を大胆に削除し、白いキャンパスに淡く明るい色彩をなじませ、さらに柔らかい輪郭線を載せて、ほんわりとした明るい雰囲気の画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
以下写真すべてOLYMPUS PEN E-PL9、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
写真のはずが、まるで水彩画のようなタッチに変身してしまうアートフィルターです。
一眼に映り込む現実の世界を一瞬で識別・演算し、このように生まれ変わらせてしまうんですね。
素晴らしい機能です。
車のなかもこのように絵画調になります。
美術の成績が2だったわたしには感涙もののフィルター機能です。
ヴィンテージ
フィルムプリントの変色や退色など、日常のひとコマをノスタルジックなヴィンテージ調に表現します。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
似た構図で撮りましょうということでこちらも車窓風景です。
たしかにオールディーズな雰囲気が漂っていますよね。
ファミマもどことなく歴史を感じさせるノスタルジックな雰囲気に…。
ひとを含めますとこのような感じになります。ほどよい色あせ具合が雰囲気を出してますね。
ブリーチバイパス
映画撮影などで用いられた「銀残し(ブリーチバイパス)」の効果を加えることで、街並みなどの情景や金属の質感をより印象的に表現します。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
いっぽうこちらはブリーチバイパス。
説明書は撮影のあとに読んだのですが「金属の感じ」などの見栄えをよくするのだとか。
金属を探してちゃんと撮っておけば良かった!
それでも、なんといいますか「いぶし銀」的な風合いはでています。
わたしはこのブリーチバイパスの風合いでポートレートを撮るのがけっこう好きなようです。
トイフォト
画面周辺部を暗くして、古いカメラやトイカメラを使って撮ったときのような画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
ダイエット中のわたしですが───
結局スタバに寄ってる!笑
ダークモカチー…うまし…。
向こう数か月はもうお目にかかれない。かかってはいけない!
ポップアート
色の美しさを強調した画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
せ、説明がシンプル!
ようするに彩度を上げてカラフルに仕上げてくれるフィルターのようです。
サンプルはちょっとわかりにくいですがいちおうこんな感じです。
現実の見た目よりは色がポップになっています。
ファンタジックフォーカス
柔らかいトーンの中で空気感を表し、幻想的な画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
色味はそのままに、全体にほんわかとした微量なボケを足してくれるようなフィルターです。
女の子や子どもの撮影などにも使いやすいのではないでしょうか。
ジェントルセピア
全体的に柔らかい描写で、落ち着いた雰囲気の中にもシャドウ部が引き締まった、しっとりとした上品な画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
おなじみセピアトーンです。
ささっと簡単操作でセピア加工された写真が撮れちゃいます。
セピアになることで全体は柔らかい雰囲気になるのに、暗部はしっかりと暗いのでほどよくパキッと締まって、説明書のとおり上品に仕上がりますね。
パートカラー
強調したい色を抽出し、それ以外はモノトーンに抑えることで、被写体を印象的に表現します。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
こちらは一見モノクロ…と思わされますが、実は1色だけを選んで色を残すことができます。
このサンプルでは「赤」を残すよう設定していますが、赤信号や車の赤いライトのみがちゃんと発色されています…わかりますでしょうか…!
花なんかを写したら映えそうです。
ラフモノクローム
モノクロならではの力強さ、荒々しさを表現した画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
「これぞザ・モノクロ!」という感じのやつですね。
しかし、このオリンパスのPENに搭載されている各アートフィルター。
実は、ものによってはその2、その3と多少アレンジの加わった別バージョンが用意されています。
このラフモノクロームにもあるのですが、それが下の写真です。
上と下、どっちがⅠでどっちがⅡだか忘れましたが(笑)シャドウ部の強さが違うように見えますよね。
どちらも味があって素敵です。
おまけにモノクロをもう1枚です。
ドラマチックトーン
部分的にコントラストを強くし、明暗さを強調した画像になります。
OLYMPUS PEN E-PL9 説明書より
あぁなるほど。
全体ではなく部分的に白黒の差を高めることでまた一味違った雰囲気に仕上げてくれるフィルターのようです。…って
ここ、これはっ…!!
『部分的に』の部分がモデルさんの右腕をターゲティングしたせいで、腕がどえらい色に!!
ドラマチックトーン、なかなかクセのあるかわいいやつです…!
そのほかのアートフィルター
オリンパスPEN・E-PL9に搭載されているアートフィルターには、上記のほかにも
- デイドリーム
- ライトトーン
- ジオラマ
- クロスプロセス
- リーニュクレール
- ネオノスタルジー
といったバリエーションも用意されています。
これらも撮ったことは撮ったのですが、わたしの無計画さが見事に露呈してしまいまして、撮った写真たちのどれがどのアートフィルターだかすっかりわからなくなってしまいました!(;'∀')
ですので今回はここまでとさせていただきます。
アートフィルターのおもしろさはもちろんのこと、E-PL9は見た目のデザインもスタイリッシュかつ可愛らしく、街中で肩からかけて歩いていてもまったく気後れしない(むしろ、見よこのキャメラを!感が高まります)ところが最大のメリットかなと個人的に感じています。
「カメラだから」という概念はとりあえず捨てて、ファッションの一部としてコーディネートに取り入れても十分に映える素敵なカメラだなぁと感じました。

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN E-PL9 EZ レンズキット ホワイト
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2018/03/09
- メディア: エレクトロニクス
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撮影協力:モデルKさん