おととい弾丸トラベルにでかけたわたし。
キッカケはテレビで良さげな道の駅の特集を観たからで、そちらのレビューはこっち。
そして今回はその日の後半戦のおはなしです。
目的地は杉戸天然温泉・雅楽の湯!
雅楽(がらく)と書いて雅楽(うた)と読みます。
うたの湯です。
まず最初に大切な結論から言うと──
過去に観てきたスーパー銭湯の中でベスト!
という感じでした。
雰囲気良し、サービス良し、温泉良し。
死角なしのスーパー銭湯、否、もはやハイパー銭湯。
駐車場からみた周りはこんな感じ。
「ほ、ほんとうにここらへんで合ってるのか!?」と不安になるくらい何もない、のどかな田んぼの続く空間に突然すがたをあらわす銭湯です。
一角は森のように自然に囲まれているので、田畑のなかに突然森が見えたら、きっとソコです。
近所の学生でしょうか。
少年少女が自転車で駆けています。
青春です
青春の日々です。
あんな青春のころの通学路に、この温泉あったら最高だったな…なんて今さらながら思ったり。
敷地内、緑が豊富でいい感じ。
施設への入り口のやや手前。
さらに雰囲気のある庭が広がり…そこを抜けて進みます。
──と、そこに案内板。
とりあえず撮っとけ案内板。
「案内板はとりあえず撮っておく」をモットーにやらせてもらってます。(なにを)
はい、施設への入り口です!
ここからが温泉のワンダーランド。
とっても便利な料金表で、費用を計算しておきましょう。
わたしは大人2名・平日・夕方に訪れました。かつ岩盤浴を楽しんだのでふたりで3,100円なり。
わたしはクルマで来ちゃいましたが、最寄りの東武動物公園駅からの送迎バスもあるということで。
さぁでは、ここからは施設内の雰囲気をいくつかの写真でご紹介。
廊下。
施設は、中庭を囲む円周上に建物がある感じでした。
レストランやマッサージ施設など、いろんな場所から綺麗な中庭が望める設計なんですねぇ。
こんなふうに、中庭がわには座ってのんびりできるリラクゼーションスペースもあり。
「椅子が気に入らねぇ!?そんな江戸っ子には座布団だぜ!」ということで座布団も用意があります。
いいですよね、縁側でのんびり座る感じ。
お茶が欲しくなる、お茶が。
お茶が欲しくなってもご安心めされ、ちゃんと自販機があります。
なんなら飲料水もあります。
あ、そうそう。
ちょっと戻りますが、縁側(テラス?)で飲めるスペシャルドリンクたちもありましたよ。
銭湯といえば、マッサージですよね!
やはり此処にもあります。
屋号としては2種類あって、『さくらえ』は着衣で受けるノーマルなマッサージ。
『ひいらぎ』は銭湯内のあかすりコーナーみたいなところで受けるタイプのマッサージでした。
わたしはノーマルなさくらえ、連れはひいらぎであかすりを体験。
さくらえボディケア・全身60分の感想
良いです!
初めて、うつ伏せだけじゃなくて仰向けになった状態でのマッサージを受けました(笑)
想定外に気持ち良かったのは、仰向け状態で受けた足のマッサージ。
ひいらぎ全身あかすり30分+リンパドレナージュ30分の感想
丁寧にまんべんなく頭の先から足の先までしっかりやってくれました。
程よい力加減でやってくれて、ちょうど良かった。
リンパドレナージュは、特に希望のところを重点的にやってくれます。
リンパドレナージュのときはアロマオイルか海の泥の2種類から使う素材を選べます!
お店が自信をもって掲げるウリはこちらです。
源泉かけ流しの温泉たち
ここから先はいよいよメインの銭湯エリア。
撮影できないのがくやしいくらい、良い銭湯。
そこでまず見ていただきたいのがこちらのマップ。
光が反射しちゃうのでナナメに撮ってますが…。
お風呂のなかに所せましと草木の名前が書かれていますね。
そうです、こちらの銭湯は洗い場とほんの一部のお風呂が室内にあるのみで、その他ほぼ全てがほんとうに『屋外』に丸出しになっておるのです。
山奥ではないけど「あれ、山奥来たんだっけ?」と思えちゃうくらい、しっかりと木々に囲まれています。
この銭湯の感じは、まさに公式ページの写真みてもらうのがベストだなぁという感じです。
体験したあとで改めて見てみると、うん、とくに誇張もなく、ほんとにこのまんまだったなあという好印象が。
とりあえずリンク貼っておきます。
源泉かけ流しで、温度も程よく、バラエティも豊かで飽きない、良い温泉です。
個人的にとくに気に入ったのは、ひとりで入れる『つぼ風呂』。
つぼ風呂に入って、森だけを視界に入れてぼんやりしていると、ほんとうに山奥に旅行に来たかのよう。
4種類の部屋に分けられた岩盤浴
ワンコイン(500円)の岩盤浴は、その用途別に『華・咲・優・爽』という名で分かれていました。
まず最初に入らなければいけない通過点のような部屋が『優』。部屋は暑くなく、地面だけが熱せられている初心者向けの部屋。
のんびりストレッチとかしてても良さげな空間です。
その先3つの部屋に分かれてます。
咲は部屋も床も暑いです。ただ、床は平らな石で痛くないです。
いっぽう華はもっとも暑い部屋。部屋も床も暑いうえに、寝転がる部分はガッツリと岩塩。
バッキバキの岩塩のうえに、タオルを敷いて寝ますからね。
ちょっとしたツボ押しですから。
で、ラストの爽はクールダウンするための部屋なわけですが、部屋というか外です。アウトドアです。
扉を開けたらそこは外。テラスになっていて自然の風に当たりましょうというわけです。
「ほんとにアウトドアで涼めるのか?」という疑問が湧くかと思いますが、今みたいな夏陽気の夕方でも、岩盤浴後の体ならば十分涼しかったのでアリだと思います!
ただ、昼間とかはどうなんだろう?と気になるとこです。
冬なんかは岩盤浴との温度差が最高でしょうねぇ。
ビュッフェも十割そばもあるよ
お腹が減っても大丈夫。お食事処がふたつありますから。
ビュッフェスタイルの『irodori』と、ふつうの和食屋『みやび』です。
ほんとは食べずに帰る予定だったんですけどね、今回すごく嬉しいことがあったのです。
それはこちら!
十割そばです!
なんと嬉しい、十割そば。
十割ということは小麦が使われていない、純度100%のそば粉素材なわけです。
低度の小麦アレルギーを持つわたくしには、こういう商品があるというのはめちゃくちゃ嬉しいサービスなわけなんですよね。
「食べれる!そば食べれるよ!」と気分が良くなって、結局夕飯もいただいていっちゃいました。
全体像はこのような感じ。そして、
十割そばに焦点を当てて、おいしそうに撮るとこのような感じ。
うん、映えたね!
なおその味ですが、めちゃんこおいしかったです。
お世辞抜きでめたくそおいしかったです。
ありがとう十割そば。
小麦アレルギーのかた、そしてそのほかグルテンフリーで小麦抜きしているかたなんかにはぜひお試しいただきたいですね。
以上、埼玉の春日部を中心としてざっとスーパー銭湯を探してみた場合に、とてもオススメな施設、杉戸天然温泉・雅楽の湯のレポでした。
ガラクじゃないですよ、ウタですからね!